SCTEマーカーを挿入し、サードパーティの広告挿入パートナーを活用することで収益を向上させることが可能になります。LiveU Studioでのライブ映像制作中に広告ブレークを作成、起動することが出来ます。ライブ出力にSCTEマーカーを挿入すると、サーバー側広告挿入(SSAI)サービスでOTT(Over The Top), FAST(Free Ad-supported Streaming TV)プラットフォームのストリーミングに動的広告挿入を行うことが出来ます。
要件と制限事項
HLS互換:
- UDP (MPEG-TS)出力ストリームに埋め込み
今後対応フォーマットを追加予定。
対応マーカー:
-
EXT_X_CUE_OUT_IN
:#EXT-X-CUE-OUT
と#EXT-X-CUE-IN
タグを使った広告マーカー挿入されます。
広告ブレークの起動の仕方
広告ブレーク(Ad Break)の追加と設定
- Production を選択します。(1)
- Add an inputをクリックします。(2)
- Media Player & Ad Breaks を選択します。(3)
- Add Ad Break をクリックします。(4)
- "Ad break" 入力が追加されます。
- 画面右側に表示される設定画面で広告ブレークの長さ(Duration)とオプションでカウントダウン時間(Countdown)を設定することが出来ます。(6)
HLS出力先の追加
- Publish を選択します。(7)
- Add or edit a publishing point をクリックします。(8)
- HLS を選択します。(9)
- Add a publishing point をクリックします。(10)
- 配信先のURLをペースト/入力し、Saveボタンをクリックします。
- HLS配信先を選択します。
広告ブレーク(Ad break)の起動
配信の準備が出来たらStart test, Start publishing and recordをクリックします。
-
Ad break入力を選択し、広告ブレークを起動します。
(ホットキーに広告ブレークの起動をアサインすることも出来ます)
- 広告ブレークマーカーがHLSサードパーティサービスに送信され、広告ブレークの長さ(duration)に合わせて広告が流れます。